なんて優雅にお買い物

ドビュッシー「小組曲」より第1番 『小舟にて』【YouTube 100本ノックNo.54】

うちの近所のスーパーは店内BGMがクラシック音楽と決まっています。

たまに鮮魚売り場でクラシックのBGMの上から強引に

「さかな、さかな、さかな~さかな~を~食べ~ると~、

あたま、あたま、あたま~あたま~が~良く~なる~」

というお魚の歌をかぶせて流してくるので若干引いてしまうのですが、基本的にはクラシック音楽のBGMを聴きながら、100g78円の鶏むね肉と100g108円の鶏モモ肉のどっちを買うかを真剣に悩んだりするわけです。(私はもも肉の方が好き)

そのBGMが、シューベルトの鱒とか、ベートーヴェンのスプリングソナタ(ヴァイオリンソナタ第5番)とか、ショパンのノクターンとか、タイトルでは分からなくてもメロディーを聴いたら、ああ知ってる、となるような、いわゆる有名クラシックに限らないんですよね。

フォーレのヴァイオリン・ソナタ、とか、ラヴェルのマ・メール・ロア、とか、ドヴォルザークの我が母が教え給えし歌、とか・・・

途中だけ聴いたら、「あれ?これ知ってるはずだけど何の曲だっけ?」ととっさに思い出せないようなマニアックなクラシック曲も結構かかっているので、曲名を考えている間に何を買うのかを忘れて、家に帰っちゃってから「あ!しまった!」となることが良くありましてですね・・・・

もしかしてこの「あ!しまった!あれ忘れた」→

もう一回買い物に行かなきゃ→

(再訪時)どうせもう一回来たんだしと余計なものをかごに入れちゃう、

という流れを狙っているんだろうか・・・?(絶対違う)

そしてですね。そのBGMの中でも割と登場回数が多いのがドビュッシーなんです。

ドビュッシーの音楽ってサラサラ流れていくようで灰汁が少ない気がするのですが、そんな事もBGMとして好まれる要因の一つかもしれませんね。

管弦楽曲にも編曲されていますがこちらの「小組曲」はピアノ連弾がオリジナルです。

第1番「小舟にて」をどうぞお聴きください。

【小舟にて】の動画はこちら▶▶▶


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2020.5.19

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